軽オフとは何か。軽オフで出来ること、出来ないこと。
軽オフとは
軽オフとは、軽オフセット印刷の略称で、小型のオフセット印刷のこと。名刺の卓上オフセットからA判または菊判の4裁機までをいいます。刷版は主に紙ベースやポリエステルベースの安価な刷版を使用し、100部~1000部程度の小ロットを得意とし、短納期、低価格であることが特徴です。また、ベタ版は不得意で主に文字主体の印刷物を多く取り扱います。色も1c~2c程度のものが多く、ケヌキ合わせを要するデザイン、色を掛け合わせるデザインには向きません。
軽オフで出来ること・得意とすること(弊社設備における)
- 文字を主体とした印刷
- A3に丁付けした状態で1版あたり100部~1000部程度の部数の少ない印刷
- 写真・イラストなどの線数が100線~120線程度でも良い印刷(アルミCTP使用なら175線までOK)
- はがき、封筒、挨拶状、領収証、賞状などの既製品への印刷
- はがき~A判4裁までのサイズの用紙への印刷
軽オフでは出来ないこと・不得意とすること(弊社設備における)
- 大きなベタ
- A3に丁付けした状態で1版あたり10000通し以上の部数の多い印刷
- 写真・イラストなどの細かい線数(175線~高精細印刷)を厳密に再現したいもの
- A2以上の大きな紙への印刷